こんにちは、ちくわです。
今回はいつもより副業っぽい話題になりますが「やってみたけどダメでした」という記事です。
きっかけは、海外インフルエンサーの動画
きっかけは、Mark Tilbury氏の動画で紹介されていた「AI切り抜き副業(AI Clipping)」というモデルです。
元動画はこちら「AIでお金を稼ぐ最もラクな方法(初心者向け)」
長尺の動画をAIツールで短尺に切り抜き、TikTokやYouTube Shortsに投稿して、再生数に応じた成果報酬(1,000再生あたり1ドル、といった単価感)をもらう、というもの。
日本国内での切り抜き副業は、事務所を介した収益分配(日本独自の主流モデル ひろゆき氏やVTuber事務所(カバー・ANYCOLORなど)のように、公式ガイドラインのもとで管理会社(ガジェット通信等)が広告収益を折半する仕組みやクラウドソーシングでの編集受注のようなスタイルが一般的だと思います。
なるほど、それなら海外の動画をチャチャっとAIでクリップさせて日本人向けに展開すればいいじゃんと考えました。
なにより気軽にドルを稼げるっていうのはポイントが高いですよねぇ。
案件を仲介する「Content Rewards」というプラットフォームが紹介されており、日本在住でも登録できそうだったので、まずは実際に触ってみることにしました。
実際に登録して、案件ガイドラインを読み込んでみた
報酬受取時の本人確認(KYC)でエラーが出ないよう、あらかじめ本名のローマ字表記でアカウントを作成。
そのうえで、実際に出ている案件のガイドラインを5件ほど確認してみました(Call of Duty、トムとジェリー、音源タイアップ、Twitch配信者の@shakyboats、リオネル・メッシのハイライトなど、ジャンルはかなり幅広いです)。
基本案件のガイドラインはGoogleドキュメントで配布されているので、Geminiに読み込ませて内容を確認してみたのですが、この段階で「あー無理そう」ということが分かりました。
見えてきた「4つの構造的ハードル」
読み込んでいくと、日本から参入するにはかなり厳しい制約が並んでいることが分かってきました。
- 視聴者地域の制限:多くの案件で「米国、またはTier-1/2圏(欧米先進国)の視聴者比率が65%以上」といった条件が必須。しかも報酬審査時にはアナリティクス画面(国別視聴者比率のグラフ)の録画提出まで求められるため、日本語で日本国内向けにバズらせても、成果は丸ごと非承認になります。
- 英語限定という規約:案件によっては要件欄に「Language: English」と明記されており、日本語テロップや日本語向けのフック編集を入れること自体が規約違反になります。
- AI自動化ツールの使用禁止:Twitch配信者の切り抜き案件など一部では、Opus ClipsやCapCutのようなAI自動切り抜き・AI字幕ツールの使用が明確に禁止されていて、手動編集が前提になっています。
- 競合の多さと投稿制約:参入障壁が低い分、競合レベルは「極めて高い」との評価。加えて
#Adの必須表記や指定英文の強制など、自然な動画として伸ばしにくい制約もあります。
あと、Youtubeなどはアップロードされた場所の動画はその地域でしかおすすめに表示されにくいというのがあるようで。
例えば日本に住んでる人がいくら海外向けに動画を作成してアップロードしても、海外の視聴者のおすすめに出てきにくいらしいです。
総括:これは「英語圏クリエイター向けの広告案件」だった
一見すると「海外動画をAIで自動切り抜きして投稿するだけの簡単な副業」に見えるのですが、実態としては「欧米圏の視聴者を抱える英語圏クリエイター向けに設計された広告案件」という構造でした。
事前に規約や要件を詳細に確認したことで、非承認や無駄な作業になるリスクを避けられたのは、収穫といえば収穫です。
ぱっと調べた感じ「Content Rewards」を副業として使ってそうなnoteの記事とかがヒットしなかったので、いけそうと思ったのですが誰もやっていない理由がわかりました。
とはいえ、英語圏に住んでいる人であれば全然チャレンジできそうな感じですね。
現時点の数字
- 今回の追加費用:0円
- ツール費用(累計):Claude Code Proプラン 約3,000円/月(変わらず)
- 収益:0円のまま
それではまた!
